不調改善

マスク着用による頭痛・首コリを防ぐために

2020/09/16

ブログをご覧頂きありがとうございます。
八尾市のパーソナルトレーニングジムY2の松田です。

花粉症や感染症対策として日常的にマスクを着用している方も多いと思いますが、長時間の着用によって頭痛首コリなどに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、昨今の情勢を考えると着用するしか選択肢がないのがキツイところです。

そこで、この記事では

  • マスクと不調の関係
  • その改善方法

について解説することで、不調を出さずにマスクと上手く付き合っていく方法をお伝えさせて頂きます。

記事の内容を参考にして、不調の改善にお役立てください。

不調の原因は?

仕事中は常にマスクを着けている方が多いと思いますが、長時間着用していることが原因で不調が起きてしまいます。

何故かと言うと、マスクの紐によって耳及びその根本の骨が前方へ引っ張られてしまうことで頭蓋骨の変位とそれに伴う筋肉の不調が起きてしまうからです。

もちろん紐の力は大したことは無いのですが、小さな力でも長時間かかりつづけることで問題は起きやすくなります。

耳の根本には側頭骨という骨があります。

この骨が前方へ変位することで付着している筋肉に力が入りにくくなってしまったり、後頭部の皮膚などの組織が引っ張られ痛みが出てしまったりしてしまいます。

引っ張られる方向のイメージです。

そのため、対策としては側頭骨が前方へ引っ張られないようにする、そして引っ張られた骨を元の位置に戻すことが改善方法となります。

対策

最近はマスクを首の後で留めたり、眼鏡に引っ掛けるグッズも出ているので、耳以外の箇所にかけるようにするのは非常に有効です。

ただし、首の後ろに変えたとしても毎日そこにつけていると、それはそれで問題が生じますので出来れば1日の中でも場所を変えるようにしてください。

また、マスクを外しても支障がないときは迷わず外し、少しでも状態の悪化を防ぎましょう。

改善方法

複数の筋肉が付着しているのですが、今回は頭板状筋という筋肉を取り上げて説明していきます。

頭板状筋は側頭骨から背骨についている筋肉で、片方だけ働くと後ろを振り向くような動きになり、両方が働くと上を向くような働きをしてくれます。

また、日常では首を支えてくれる働きがありますので、この筋肉に機能低下が起きると首コリなどにも影響し、首を支えるために肩の筋肉が頑張らざるを得なくなり肩コリも...といった具合に連鎖的に不調が起きてしまいます。

骨の位置が変わることによる筋肉の長さの変化が問題だと書きましたが、逆に伸びてしまっている筋肉を縮めることで骨の位置を戻していくことが出来るので頭板状筋のトレーニングをすることで改善を図っていくことが出来ます。

トレーニングのやり方

やり方としては後ろを振り向く動きに負荷をかけます。

手の位置はこめかみの辺りです。

画像だとわかりにくいですが、顔の向きは真正面よりもやや後ろに振り向いた位置で。

この状態で10秒キープを2-3セット繰り返して下さい。

このとき背中が丸まっていると効果が激減してしまうので、背筋を伸ばした状態でやってください。

左右交互にやっても、片側を連続で実施してもどちらでも大丈夫です。

注意点

元々首や肩に何かしら問題を抱えている場合、負荷をかけると痛みが発生する可能性が高まります。

トレーニングをする前にお近くの治療院などに行き、トレーニングしても問題のない身体の状態にしておくことをオススメします。

動画で解説

テレワーク・オンライン授業の首痛・首コリ対策は?

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  • この記事を書いた人

松田裕真

大阪八尾市でパーソナルトレーニングジムY2を経営しています。 アスリートのパフォーマンス向上から一般の方の健康増進まで幅広く指導。ブログでは健康や身体に関する情報を発信中です。

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