ブログをご覧頂きありがとうございます。
八尾・東大阪市のパーソナルトレーニングジムY2の松田です。
スポーツをしていると『出だしが遅い』、『もっと1歩を速く!』といったことを1度は言われたことがあるのではないでしょうか?
1歩目を速くするためのトレーニングは様々な媒体で紹介されていますが、この記事で紹介する速くなるために外せない考え方についてはあまり紹介されていません。
『トレーニングや練習を頑張っているのになかなか速くならない...』とお悩みの方であればこのやり方をするだけでかなり改善されるはずです。
ぜひ記事を読んだあとに試してみてください。
遅い原因

原因を解説する前にまずは下の画像を見比べてみて下さい。この画像は2種類の異なるスタート姿勢を撮影したものです。
この体勢から『よーいドン!』で同時に動き出す場合、どちらの方が速く前方へ動き出せそうでしょうか?
正解は右です。
前に進むということは斜め前方向への力が必要になります。
右の姿勢の場合、後ろ足(画像の左足)で少し踏ん張るだけで斜め前方向の力を生み出すことが出来ます。
それに対し、左の姿勢では上への力は生み出しやすいですが、前方向への力は生み出しにくいため、素早く動き出すためにはこの状態から身体を倒していって斜め斜め前方向への力を生み出しやすくする必要があります。
ということは、『よーいドン』でスタートした場合、右のほうが速く動き出すことが出来ます。
速く動き出すためには最初の足の位置が重要であり、前へ速く進むためには身体よりも後方に無いといけないということがお分かり頂けたかと思います。

実際の競技において
実際の競技の中で動き出しが遅い場合もこれと同じ話で、動き出す前にまず足の位置を変える必要があります。
特にサッカーやバスケットボールなどでディフェンスの姿勢をとっている状態から咄嗟に前へ出る必要があるときに足が身体の下にあるせいで動き出しが遅いケースは多々あります。
また、ジャンプして着地した後に前方へ素早く動く場合も同じ話で足が揃っていると遅くなってしまいますので、少しだけ前後に開いて着地した方が素早く動き出せます。
競技中は無意識で動くことが多く、気づきにくいため練習や試合のビデオなどを撮影している場合は見直してみましょう。
競技中の一歩の速さに関しては身体の使い方だけでなく、予測や判断の能力も大きく関わってくるので遅い人の全員に今日の内容が当てはまるかわかりませんが、身体の使い方に問題がないかチェックしておくことは重要ですので一歩目が遅い人は参考にしてみてください。
ちなみに身体の使い方といっても当然筋肉の状態も関わってきますので、ふくらはぎの状態が悪いと瞬発的に動き出せません。筋肉の状態もチェックしつつ動きを改善していきましょう。
動画で解説
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編集後記
日中はまだまだ暑いですが、日が沈むのがはやくなってきましたね。
暑いのは苦手なので早く日中も涼しくなって欲しいです。