栄養

夏バテ対策③ ダルさについて

2020/09/01

ブログをご覧頂きありがとうございます。
八尾市のパーソナルトレーニングジムY2の松田です。

今回は夏バテのダルさについて。

ダルさの原因

夏場は水分補給としてジュースを飲んだり、お風呂上がりにアイスを食べたりすることが多いと思います。

また、前回の記事でも触れましたが食欲が無いからと食事を素麺やゼリーで済ませてしまう方も多くおられると思うのですが、実はそれらの食品を摂りすぎることがダルさの原因かもしれません。

糖質をエネルギーに変換する際はビタミンB1が必要になるのですが、糖質ばかりの食生活を続けていることで徐々に体内のビタミンB1が少なくなってきてしまいます。

そうなるとせっかく糖質を摂ってもエネルギーに変換できないため、エネルギー不足となり、ダルさを感じるようになってしまいます。

そうならないためにも出来るだけ水分補給は水やお茶などの砂糖の入っていないものにしましょう。

そして食事の際は素麺などの炭水化物だけでなくビタミンB1の豊富な豚肉・大豆・卵黄・野菜類・魚類などもセットで食べるようにした方がよいでしょう。

補足

近年、夏場に見聞きすることが増えたペットボトル症候群にも要注意です。

猛暑に急増するペットボトル症候群 清涼飲料水のとり過ぎによる急性糖尿病に要注意

空腹時にジュースやアイスのような大量に砂糖が含まれている食品を一気に飲食すると、血糖値が急激に上昇し、その後に急低下します。

血糖値が高い間は元気ですが、血糖値が下がると一気にダルさを感じてしまうため、日常的にダルい場合はこちらの可能性も疑ってみましょう。

血糖値が下がると、血糖値を上げるためにまた甘いものが欲しくなるようになっていますので、適切な距離感で付き合うようにしていってください。

運動後のタイミングであれば脂肪にもなりにくく、また血糖値の急低下によるダルさも生じにくいので、甘いものが欲しくなったらその前に運動をする習慣をつけるといいかもしれません。

夏バテ対策①脱水について

夏バテ対策②食欲不振について

【編集後記】

今回は普段よりも短めに。
たまにはこのくらいの長さもいいですね。

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  • この記事を書いた人

松田裕真

大阪八尾市でパーソナルトレーニングジムY2を経営しています。 アスリートのパフォーマンス向上から一般の方の健康増進まで幅広く指導。ブログでは健康や身体に関する情報を発信中です。

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