不調改善

膝が痛くなる習慣?

2020/08/06

ブログをご覧頂きありがとうございます。
八尾市のパーソナルトレーニングジムY2の松田です。

今回は膝の痛みの原因となる習慣について解説していきます。

結論から書きますと、日常でのしゃがみ方階段の登り方が悪いせいで膝への負担が大きくなっている方が多くおられます。

しゃがみ方

しゃがみ方の違いを解説している松田裕真の写真

画像を見比べてみて下さい。

どちらの方が膝への負担が大きそうでしょうか?少し考えながら記事を読み進めていって下さい。

まず、良いしゃがみ方というのは足首・膝・股関節の3つの関節をバランス良く使う必要があります。そうすることで1つの関節に集中的に負担がかからなくなります。

そして3つの関節をバランス良く使うためのポイントは上体の角度です。

上体が直立だと股関節があまり曲がらないため、膝と足首を多く曲げる必要があります。

逆に上体が倒れていると股関節が多く曲がるため、直立時に比べて膝と足首はそれほど曲げなくて済みます。

当然ですが、関節はより多く曲げたほうが負担は大きくなりますので、股関節を多く曲げれば股関節に、膝を多く曲げれば膝に負担がかかることになります。

もうお分かりかと思いますが、膝への負担が大きいのは左のしゃがみ方ということになります。

しゃがんだ際にすぐ膝が痛くなってしまう場合はもしかすると左のしゃがみ方をしてしまっているかもしれませんので一度スマホで撮影してみるか、鏡の前でチェックしてみてもよいかもしれません。

上体の角度、膝がつまさきの真上にあるか否か、スネと足の甲の間隔、等を確認し右の姿勢に近いか確かめてみて下さい。

そして、しゃがんだ際の疲労感が太ももの前ではなく、ももの裏・お尻に出ていれば膝への負担が少ないしゃがみ方が出来ています。

階段の登り方?

階段の登り方の違いを解説している松田裕真の写真

同じ考え方を階段の登り方に当てはめてみましょう。

どちらの方が膝への負担が大きそうでしょうか?

正解は左です。

理由はもちろん上体を起きているからです。

なかなか階段を登っている姿勢というのは自分でわかりにくいですが、登っている最中、もしくは登り終えたときの疲労感がどこに出ているかを感じてもらうことで動きを修正していくことが出来ます。

疲労感が出てほしいのはもちろん裏モモやお尻、あまり出てほしくないのが前モモです。

改善方法

ここまでで動きについての理解度が高まったと思います。

しかし、動きを変えていくためには動きを理解するだけでなく、その動きが出来るような身体であることが重要です。

日常的に膝への負担が大きいしゃがみ方をしている場合、前ももは硬くなってしまっており、裏ももは力が入りにくい状態になっているはずです。

そのため、硬い部分は緩め、力が入りにくい部分へ力を入れていく必要があります。

緩め方

緩めるためにはフォームローラーを使うのがオススメです。

太ももの筋肉は膝の近くから足の付け根まで広範囲についているので、全体的に当ててみて特に痛い部分があればそこで暫くキープしておいて下さい。

力の入れ方

ヒップリフトをしている松田裕真の写真

まずは力が入っている感覚を理解する必要がありますので、画像のような姿勢をとりましょう。

このとき、足の位置は膝よりも少し遠目に置いて裏ももが疲れるような位置にして下さい。

この状態で10秒キープを2-3セットすることで力が入ってる感覚がわかるはずです。息は止めないように注意してください。

動き方

チューブを用いたスクワットをしている松田裕真の写真

念の為、動き方の練習方法についても記載しておきます。

自宅ですぐに出来る方法としては椅子から立ち上がって、また座るという行動を繰り返すというものがあります。

この画像では膝にチューブを巻いているのですが、無くても問題ありません。

座る際に上体を倒しながら座っていくこと、立つ際も上体を倒した状態から立ち上がることを意識してやってみて下さい。

緩める⇒力を入れる⇒動きを覚える、という順番でやるようにしてください。

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松田裕真

大阪八尾市でパーソナルトレーニングジムY2を経営しています。 アスリートのパフォーマンス向上から一般の方の健康増進まで幅広く指導。ブログでは健康や身体に関する情報を発信中です。

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